2016年09月08日
面接時のマナーも完璧に
合否を決めるビジネスマナー
新人時代のように挨拶をしよう
転職活動の山場は面接です。面接後に自分ではうまくいったつもりなのに不採用になった場合、何かビジネスマナーに問題があるかもしれないと考えてみましょう。
まず「挨拶」です。挨拶は新卒入社の新人時代はきちんとしていますが、だんだん適当になっていく人もいます。転職活動中は新人に戻ったつもりできちんと挨拶をするように心掛けましょう。まず応接室に先に通されている場合、面接官が後から部屋に入ってきます。ノックがあった時に「すぐに立つ」ことが大切です。就活中に習ったことのはずですが、忘れている人が多いので注意が必要です。そして立ったまま面接官に挨拶をしましょう。「○○です。本日は面接のお時間を取っていただき、ありがとうございます。それではよろしくお願いします」という感じです。そして面接官に着席を促されたら座るようにしましょう。
話し方のマナーを守ろう
面接中は話す内容はもちろん、「話し方」も見られています。ビジネスマナーに沿った話し方をするようにしましょう。面接中は「相手の目を見る」ことが大切です。質問に答える時に目をそらしてしまうと、自信がない人、嘘をついている人のように思われる可能性があります。また「です」「思います」というように、語尾をハッキリと言い切るようにしましょう。「仕事をしてみたいと思い…」「仕事に興味があり…」というように徐々に語尾にいくにしたがって声が小さくなり、フェードアウトしてしまわないようにしましょう。自信がないように見えますし、コミュニケーションが取れない人だと思われてしまうからです。
また「謙虚な態度」も大切です。転職活動をする人の中には、以前の会社で実績を上げてきた人や高いスキルを持つ人がいます。また面接官よりも年上の人もいるでしょう。つい上から目線の態度を取ってしまう人がいますが、転職先では新人になります。謙虚な姿勢を崩さないようにしましょう。
身だしなみに注意をしよう
面接の服装は基本的にスーツで決まりです。上下揃ったスーツで印象に残らないような地味なタイプのスーツを選びましょう。ただしリクルートスーツは、ある程度経験を積んだ社会人が着るとおかしな印象になりますので避けましょう。女性はスーツでなくても構いませんが、ジャケット着用は必須です。派手なメイクは避けますが、薄ければ良いというものでもありません。「きっちりとナチュラルメイクをする」のが基本です。またアクセサリーやネイルは控えめにしましょう。
持ち物はビジネス用のバッグが基本です。バッグを置く時は椅子の足元に立てかけて置くようにしましょう。そして筆記用具を忘れずに持って行きましょう。手帳やメモ帳、筆記用具を持たずに面接に臨むと、転職に対する本気度を疑われてしまいます。社会人として常識的な行為ですので忘れないようにしましょう。