2016年08月26日

当事者としての意識を持つ

全ての出来事に対して当事者意識を

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「当事者意識」が必要

社会に出て仕事をしていると様々な問題が起こります。その問題に真剣に取り組める人は問題をきっかけに成長し、他人事のようにスル―してしまう人は成長が見込めません。この差は「当事者意識」があるかどうかの差です。目の前で起きた問題が自分の問題だと思えないと、物事に真剣に当たることはできません。例えば起こったトラブルが部内全員を対象にしているものでも、当事者意識がある人は主体性を持って解決策を考えるため経験値が増していきます。トラブルが起きた時に「他人の責任」と考えている人は、いつまでも成長することができません。責任を取りたくない人は失敗をしたくないため、当事者になりたくないと思ってしまいます。そのような人はいつまで経っても物事に本気で取り組めないでしょう。

問題意識を持とう

仕事上で上手くいかない時に、当事者意識が強い人はその解決策を自然と考え始めます。これは無意識に「問題意識」を持つ習慣を持っているからです。当事者意識が弱い人は、問題意識を持つことから始める必要があります。キーワードは「なぜ?」です。何か問題が起きた時に「なぜ問題が起きたのか」と深く掘り下げて考えるようにしましょう。自分の頭で考えることが大切です。自分の頭を使い、問題を掘り下げることで主体性が生まれます。主体性を持つことはプロ意識を持つということにもつながります。テレビやネットでニュースを観る時も「なぜ?」と考えることを習慣にしましょう。

より良い結論を導きやすくなる

Aという問題が起きた時に、当事者意識が強い人は、「なぜ?」と疑問を持ちます。自分の頭を使いBという仮説を思い浮かべることができれば、主体性を発揮して問題を解決することができます。また職場の誰かがCと言う仮説を立てた場合、当事者意識がない人は、Cという仮説に従うか、無視をすることになります。いずれにせよ成長は見込めません。しかし当事者意識を持ち、Bという仮説を立てることができている人は、Cという仮説を立てた人と話し合いをすることができます。お互いが自らの頭で考えた仮説ですので、深い話し合いができます。その話し合いにより、より良いDという結論を導きだすことも可能です。
このような経験を通じて、物事の正解は一つではないこと、他の考えを持つ人と話し合いをすることでより良い正解を導き出せることなどを経験として理解できます。次に問題が起きた時には、まず疑問を持ち仮説を立て、他の人と話し合うというプロセスを自然とできるようになります。このように当事者意識を持つだけで仕事の場でどんどん成長をするチャンスをつかむことができるでしょう。

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