2016年09月28日

面接官との会話のコツを知る

心に響く話し方をしよう

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論理性のある話をしよう

面接に合格するためには、アピールポイントなどを面接官にきちんと伝える必要があります。そのためには「論理性のある話し方」が大切です。具体的には「簡潔に」「結論から先に」が基本です。話が長くなると相手に伝えたい重要なポイントが分かりにくくなるため簡潔にまとめましょう。また結論を先に言うと、面接官がこれから何を言うのか分かった上で話を聞けるため、話を理解しやすくなります。「私が仕事で残した実績は大きく分けて3つあります」と、重要ポイントの数を先に言うのも有効です。

具体的な話をしよう

志望動機やアピールポイントを話す時はなるべく抽象的にならず、具体的な話をしましょう。例えば自己アピールの場で「コミュニケーション能力があります」と言った場合、どのような能力があるのか漠然としています。コミュニケーション能力には、場を和ませる力、意思疎通ができる力、傾聴できる能力、会話をする能力、話の中から相手の要望を聞き出す能力などがあります。面接官が納得できるように具体的な話に落とし込むようにしましょう。「以前の職場ではチームリーダーを任されていました。スタッフが主体性を持って働ける職場の雰囲気作りに力を注ぎ、売り上げでも結果を出しました」というように、具体的なエピソードと絡めるとより説得力が増すでしょう。

話に一貫性を持たせよう

面接を受けていると、面接官に気に入られるような答えをしようとしてしまう人がいます。質問ごとの答えは理想的な答えですが、面接全体を通してみると面接官にモヤモヤした気持ちが残るような時は、「一貫性の不足」が考えられます。自分の考えを持って会話をしないと、話に一貫性がなくなるので注意しましょう。また「キャリアの矛盾」という問題があります。自己アピールの場で、「エンジニアとして高いスキルを持ち、一人で結果を出してきました」と話している人が受けている面接先が、接客中心でチームワーク重視の職場だった場合、何を言っても矛盾が出てしまいます。このように畑違いの職場に転職する時は、なぜその職場で働きたいかという点をきちんと整理して面接に臨む必要があります。

台本の台詞にならないようにしよう

面接に合格するために面接合格マニュアル的な本を読み、一生懸命に勉強をし過ぎてしまう人がいます。すると面接での受け答えが台本に書かれた台詞を読んでいるようになってしまいます。もちろん面接官の心に響きませんので採用は難しいでしょう。面接で面接官が知りたいのは、転職希望者の人柄や考え方などの「個性」です。マニュアルを読むのは良いですが、あくまで参考程度にとどめましょう。志望動機の文例などから文章の組み立て方を学び、自分なりの考えや具体的なエピソードを盛り込むと柔軟性のある良い答えになるでしょう。

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